第37話「世界を革命する者」 解説
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- 2013/08/03(Sat) -
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第37話「世界を革命する者」 解説
放送年月日 1997年12月10日放映 スタッフ 脚本:榎戸洋司 絵コンテ:風山十五 演出:桜美かつし 作画監督:たけうちのぶゆき
クライマックス直前。
ウテナ、樹璃、幹のバドミントン、冬芽と西園寺の自転車二人乗りと、それぞれのキャラクターの見せ場が用意されたオイシイ話である。 暁生とアンシーの間で、そして、「女の子」と「王子様」の間で揺れるウテナの心、彼女は、薔薇の刻印の指輪を外してしまう。それは、気高さを失ってしまったためなのか、それとも、自分にとっての大切なものを確認するためなのか。それをした結果、彼女は気負いなく「自分の生き方は王子様ごっこだ」と言えるようになったのかもしれない。 ウテナに対して気軽に「あなたが気になる」と言うことができるようになった幹。 「自分の気持ちは、どうして自由にならないのかな」と、冷静に自分を見ることができるようになった樹璃。 それぞれが少しだけ成長したということか。 ウテナとアンシーの濃密なドラマも、見所。互いに相手が口にするものに毒を入れたと言うシーンは圧巻。 (LD「少女革命ウテナ L'Apocalypse 10」封入特典・解説書より) スポンサーサイト
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