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第9話「永遠があるという城」 解説
- 2007/03/30(Fri) -
第9話「永遠があるという城」
放送年月日 1997年5月28日放映

スタッフ
脚本:榎戸洋司  絵コンテ・演出:風山十五
作画監督:門之園恵美

物語的にもテーマ的にも、シリーズ中のキーとなるポイントの多い、重要なエピソード。影絵少女も、特に饒舌にテーマに関して語っている。
西園寺と冬芽が少年時代に出会った少女はウテナなのか。それでは、ウテナに「永遠」を見せたと思われる冬芽こそが、彼女の王子様なのだろうか。
ラストで、冬芽が言うように、この世には「本当の友達」なんていないのだろうか。それは心の中のみに存在するファンタジーなのだろうか。
決闘場とその上空の城の秘密にも、ほんの少し触れられる。
右に掲載した対談でも語られている通り、「この世界の残酷さ」は『ウテナ』のテーマに関連した重要な要素である。
冬芽の「友達がいると思っているやつはバカだ」という発現も、我々が生きているこの現実世界の残酷さの一面を示しているものとして、幾原監督達は扱っているようだ。
このエピソードの冬芽と西園寺の少年時代は、その瑞々しいムードゆえに特に女性ファンに人気が高い。この瑞々しいムードに関しては榎戸脚本と、幾原&榎戸コンビとは長い付き合いの風山十五の力も大きい。
チュチュがダンゴ虫とたわむれ、泣きながらカエルと格闘するシーンは、数あるチュチュの活躍シーンの中でも傑作といえよう。
チュチュに対して、まるで対等の人間に接するように「いつもいつもアンシーにまとわりつく邪魔者め」とマジメに言ってしまう西園寺も、いかにも彼らしくておかしい。また、彼の机の上に何気なく冬芽との少年時代のツーショットの写真が飾られているのも、注目したいところ。
冒頭の、まるで剣道場の竹刀が喋っているかのような描写、シルエットの多用など、『ウテナ』ならではのシュールな描写も多く、その意味でも見所の多いエピソードだ。

(LD「少女革命ウテナ L'Apocalypse 3」封入特典・解説書より)
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